A4一枚評価制度において、「会社目標・組織目標」は、とても重要です。
なぜなら、会社目標・組織目標によって、社員の行動の方向が決まるからです。
目標が曖昧だと、
-
部署ごとに方向がバラバラになる
-
評価制度が形だけになる
-
「何を優先すればよいか」が分からなくなる
ということが起きます。
だからA4一枚評価制度では、「経営計画」とつながった目標づくりを大切にしています。
■ まず大前提
会社目標・組織目標は「経営計画の翻訳」
A4一枚評価制度では、
経営計画
↓
会社目標
↓
組織目標
↓
個人目標
↓
日々の行動
という流れでつながっています。
つまり、
-
経営計画→ 会社がどこへ向かうか
-
会社目標→ 今期、会社として何を重視するか
-
組織目標→ 各部署が何を担うか
です。
目標は、「数字を並べるもの」ではなく、
「行動の方向をそろえるもの」なのです。
■ なぜ会社目標・組織目標が必要なのか
よく、「目標を決めても現場は変わらない」と言われます。
実はこれには理由があります。
多くの会社では、
-
数字だけ
-
抽象的
-
現場とつながっていない
目標になっているからです。
例えば、「売上120%達成」だけでは、「何をどう変えればよいか」が分かりません。
だからA4一枚評価制度では、「どんな行動を増やしたいか」まで考えます。
■ 会社目標の作り方
まず最初にやるのは、経営計画を整理することです。
ここで重要なのは、「今期、一番大切にすることは何か?」を明確にすることです。
例えば、
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新規顧客を増やしたい
-
リピート率を上げたい
-
品質を安定させたい
-
人材育成を強化したい
などです。
■ ポイントは「欲張らないこと」
ここがとても重要です。
目標を増やしすぎると、
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全部中途半端になる
-
現場が迷う
-
行動が分散する
からです。
A4一枚評価制度では、「今期、最も重要なこと」を絞ります。
■ 組織目標の作り方
次に、会社目標を各部署に落とします。
例えば、会社目標が「顧客満足向上」なら、
営業部→ 提案品質を高める
製造部→ 不良率を下げる
総務部→ 社内対応スピードを上げる
という形になります。
つまり、「自部署は、何で会社に貢献するのか?」を考えるのです。
■ ワークルールブックとのつながり
ここがA4一枚評価制度の大きな特徴です。
目標だけでは、人は動きません。
なぜなら、「どう行動すればよいか」が分からないからです。
そこで使うのが、ワークルールブックです。
例えば、「顧客満足向上」という目標に対して、
ワークルールでは、
-
お客様の話を最後まで聞く
-
事前準備をする
-
初動対応を早くする
などの行動基準を示します。
つまり、
経営計画
↓
会社目標・組織目標
↓
ワークルールブック
↓
具体的行動
という流れになります。
■ A4一枚評価制度との関係
A4一枚評価制度では、「目標」と「評価」は別々ではありません。
評価項目は、
-
会社目標
-
組織目標
-
ワークルールブック
から作られます。
だから、「評価のための仕事」ではなく、
「会社目標につながる行動」が自然に増えていきます。
■ よくある失敗
ここはとても重要です。
❌ 目標が多すぎる
→ 何を優先すべきか分からなくなる
❌ 数字だけになっている
→ 行動につながらない
❌ 現場が関わっていない
→ やらされ感が出る
❌ ワークルールブックとつながっていない
→ 日々の行動に落ちない
■ おすすめの進め方
A4一枚評価制度では、
① 経営計画を確認する
② 今期の重点を決める
③ 部署ごとの役割を整理する
④ ワークルールブックに落とす
⑤ 評価項目・行動につなげる
という順番がおすすめです。
■ 最後に
A4一枚評価制度における「会社目標・組織目標」とは、
「会社が向かう方向を、現場の行動に変えるためのもの」です。
だから大切なのは、
-
きれいな言葉を並べることではなく
-
行動につながること
です。
経営計画、ワークルールブック、評価制度。
この3つがつながったとき、「行動が変わる評価制度」になります。
これが、A4一枚評価制度の本質です。
