(経営計画×ワークルールブック×A4一枚評価制度)
🔥「経営計画」における人事評価制度の構築・運用
① 人事評価制度の位置づけを整理する
A4一枚評価制度では、人事評価制度は次の位置にあります。
経営理念
↓
経営ビジョン
↓
経営計画
↓
行動計画
↓
ワークルールブック
↓
人事評価制度
↓
人材育成
つまり
評価制度=経営計画の実行装置
です。
② なぜ評価制度が機能しないのか
多くの会社で評価制度が失敗する理由は明確です。
よくある失敗
-
評価項目が多すぎる
-
能力評価ばかり
-
経営計画と無関係
-
評価結果が育成に使われない
-
評価面談が形骸化
結果
評価制度=給与決定ツール
になってしまいます。
しかしA4一枚評価制度では
評価制度=人材育成装置
です。
③ A4一枚評価制度の基本構造
A4一枚評価制度は非常にシンプルです。
評価は基本的に3つです。
① 役割評価
その役割として期待される行動ができているか
例
-
主任
-
リーダー
-
管理職
② 行動評価(コンピテンシー)
自社の行動原理を実践しているか
例
-
主体性
-
顧客志向
-
チームワーク
③ 成果評価
結果としての業績
例
-
売上
-
利益
-
生産性
評価の基本バランス
行動評価 50%
役割評価 30%
成果評価 20%
※会社により調整
④ 人事評価制度構築の5ステップ
STEP1
経営理念・ビジョンを明確にする
評価制度はここから始まります。
問い
-
どんな会社を目指すのか
-
どんな人材を育てたいのか
ここが曖昧だと
評価制度は必ず崩れます。
STEP2
行動原理を定義する
行動原理とは
この会社で評価される行動
です。
例
-
主体性
-
誠実
-
顧客志向
-
改善
これが
評価項目の土台
になります。
STEP3
ワークルールブックを整備する
最低限守る行動
を定めます。
例
-
報連相
-
期限遵守
-
情報共有
評価制度は
ルールの上に成り立つ
ものです。
STEP4
評価項目を作る
A4一枚評価制度では
評価項目は多くありません。
例
行動評価
-
主体性
-
顧客志向
-
チームワーク
役割評価
-
リーダーシップ
-
部下育成
-
問題解決
STEP5
評価運用を設計する
制度よりも
運用が重要
です。
評価運用の例
-
半期評価
-
面談実施
-
フィードバック
-
改善計画
⑤ 評価制度とワークルールブックの関係
整理するとこうなります。
| 項目 | 内容 |
| 経営計画 | 目指す方向 |
| ワークルールブック | 守る行動 |
| 評価制度 | 育てる行動 |
つまり
ルール=最低基準
評価=成長基準
評価=成長基準
です。
⑥ 評価制度が機能する会社の特徴
評価制度が機能すると
次のことが起きます。
-
行動が揃う
-
人材育成が進む
-
組織文化ができる
-
経営計画が実行される
つまり
評価制度は文化をつくる
のです。
⑦ 経営計画への記載例
経営計画では次のように書きます。
例
当社は、
経営理念・行動原理に基づく
人事評価制度を構築し、
行動評価・役割評価・成果評価を通じて
人材育成を推進する。
⑧ A4一枚評価制度型 人事制度の全体構造
経営理念
↓
ビジョン
↓
経営計画
↓
行動原理
↓
ワークルールブック
↓
人事評価制度
↓
人材育成
↓
組織文化
🔑 まとめ
「経営計画」において人事評価制度はどのように取り組むべきか。
A4一枚評価制度の答えは明確です。
人事評価制度とは
経営計画を行動に変え、
人材を育て、
組織文化をつくる仕組みである。
-
理念から設計し
-
行動原理を定義し
-
ワークルールブックを整え
-
評価制度で育てる
これができたとき
経営計画は実行される計画になります。
経営計画は実行される計画になります。
